
窓には沢山の種類があります。
その中で、LIXILの販売している窓で一年間を通して沢山売れた窓をランキングにしてみました。これから窓をご購入される方の参考になれば幸いです。
リーズナブルでポピュラーな引き違い窓が断然人気
シンプルな構造で、昔からあるサッシ種類の引違い窓がLIXILの年間の出荷で約50%を占めます。また当店でも一番の人気商品でもあります。
引違い窓
全体の出荷の約半分を占める、もっともポピュラーでスタンダードな窓種類です。
横引きタイプの開閉方式で、両方とも障子の開け方を調整することが可能です。左右どちらからでも風を取り組みことができます。また、床まである掃き出しタイプや、面格子付や、シャッター付など様々なタイプが存在するのが特徴です。
縦すべり出し窓
全体の出荷の約20%を占める窓です。
上下についたアームによって障子を外に開けるタイプのアルミサッシで気密性も高いのも特徴。全開で90度まで開けることができ、開ける方向も吊元が左右の2種類あります。
デザイン的に窓を右吊元と左吊元を2つ並べたりするケースもあります。外へ開口するため、網戸は内側につきます。
横すべり出し窓
全体の出荷の約15%を占める窓です。
縦すべり出し窓とは構造は似ているが、左右のアームによって障子を外側の上方向へ押し出すタイプ。引き違いや縦すべり出し窓は、雨が降り込見やすいが、ひさしのようになるので横すべりだし窓は少量の雨であれば換気を行なうことも可能です。
サイズラインアップは比較的正方形に近いタイプが多く、採光性にも優れていています。
上げ下げ窓
このサッシは上下に窓が別れており、下の窓が上へスライドするタイプの窓です。
以前は、上下がにスライドするタイプもありましたが、現在では上の窓は固定させていて下の窓のみ可動するタイプのみのラインナップになりました。イメージだと少し前の電車やバスの窓のような開閉イメージです。欧米の住宅ではよく使用される窓の種類でもあります。
網戸は、下窓の外側に付く形になります。
採風勝手口ドア
採風勝手口ドアは、ドアを閉めたままでも上下にスライドする窓によって換気ができることが大きな特徴です。
また6種類から選択可能な面格子と網戸・サムターンキー(施錠)も二箇所が標準装備されており、キッチンの勝手口などに多く使われています。
ガラスルーバー窓
別名ジャロジーとも呼ばれる、複数枚の板状のガラスで作られたブラインドのような構造の窓です。ルーバーの開閉はハンドルで行なうので、雨天時でも開閉角度によって換気を行なうことが可能です。
断熱性能や防犯性はあまり高くないので、Wガラス構造や、面格子をつけるとで断熱性や防犯性をアップすることが可能です。しかし、Wガラスタイプは、複層ガラスとは構造が違うため断熱性のは劣るので、温暖な地域にお住まいの方にオススメします。
テラスドア
勝手口ドアは、外出などの際に外側からでも鍵をかけれるタイプですが、テラスドアは主にベランダやテラスに出る用途に使われる為、室内側からのみ施錠ができるタイプが一般的です。(メーカーによっては室外側から施錠可能な種類もあります。) 全面ガラスのものや、上下分割タイプ(上 :ガラス / 下 : アルミパネル)などもあります。
テラスドアを探す外倒し窓
外側に上部を倒して開けるタイプの窓で主に、商業施設などの排煙窓として用いられることが多いです。
内倒し窓同様、上部が外側に倒れるタイプなので、雨などは降り込みやすいのが欠点です。高所に取付けられることが多いので、ワイヤーによって開け閉めします。
店舗引戸
別名[土間引戸]とも呼ばれ、店舗などの入口によく使われる出入口用のサッシです。
床がコンクリートなどの土足で入る部分に使わるように作れられているために、サッシ下部の枠は、コンクリートなどに埋め込むような構造になっています。学校の体育倉庫の出入口や、工事現場の事務所のて出入口などにも使用されることも多いです。
中棧付きで、上下分割タイプ(上 :ガラス / 下 : アルミパネル)などもあります。